角膜と眼精疲労

私自身が重篤な角膜疾患を抱えていますので、角膜に関しては、どうしても詳しく書きたくなってしまいます。

角膜といえば?

皆さんの記憶にあるかもしれません。2019年8月に、世界で初めてIPS細胞による再生角膜の移植が大阪大学で実施されました。IPS細胞による再生医療は、すでに実用化の時代に来ています。

これまでにも、他者から提供された角膜を移植する角膜移植は、多くの患者さんに行われてきました。なぜ角膜は、再生医療や移植医療において率先的に行われるのでしょうか。

それは、角膜に血管がないからです。例えば、他者の臓器を移植した場合、血管が豊富な組織だと、免疫系による拒絶反応のコントロールが重要になります。その点、角膜は無血管組織なのでリスクも少ないということになります。

しかし、私のように涙腺が障害を受けていて、涙が極端に減少しているケースでは、移植した角膜が再び混濁してしまうリスクがあります。涙の存在がいかに角膜にとって重要かが解ります。

話はだいぶそれましたが、それでは角膜と眼精疲労について考えてみたいと思います。

角膜には血管はありませんが、無数の神経が網目状に張りめぐらされています。三又神経という感覚神経です。主に異物感や痛みを脳に伝達します。

目にゴミが入ったり、まつ毛か入っただけで、ゴロゴロと違和感を感じます。また、よくコンタクトレンズがズレてしまい、刺激で涙がポロポロ出てきます。それだけ角膜の感覚神経は敏感にできているのです。

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