小宮式のベース– category –
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小宮式のベース
目の周りと眼精疲労の関係
さて、より効果的な眼精疲労の治療を行うためには、目や眼球の周囲に適切かつ安全に鍼を刺す技術を習得する必要があります。 では、目の周りに、どのように鍼を打てば良いでしょうか? しかし、ここで問題があります。鍼灸の教科書や参考書に、眼球周囲へ... -
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肩甲骨間部と目の関係
肩甲間部を治療する意義は、大きく二つに分かれます。一つは「背中のこりを取る」、もう一つは「自律神経を整える」です。 1、背中のこりを取り除く 目を酷使すると、首肩と伴に背中もこってきます。デスクワークでは、長時間の座位姿勢保持により、脊柱... -
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頸部の筋(後頭下筋群)と肩上部と目の関係
小宮式では、首の各筋肉が、目で物を見る際に果たす役割に着目しています。特に、後頭下筋群を「第二の眼筋」と呼び、ピント、眼球運動、瞼の動きをコントロールする目の支持筋として治療を行います。以下、首の筋肉について目との関係性をまとめます。 首... -
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小宮式の治療概念
一般的に鍼治療は現代鍼灸、中国鍼、伝統鍼灸、経絡治療、積聚治療、スポーツ鍼灸、美容鍼灸など、様々な手法や流派、専門分野があります。その中で、小宮式は「現代鍼灸」を治療のベースにしています。 現代鍼灸とは、解剖・生理学、内科学、整形外... -
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治療の流れと術者の立ち位置
ここでは、一人の患者さんを実際に治療する際の流れについて説明します。治療内容は、目と首肩背中に治療を行う標準治療とします。当院の場合、治療は完全予約制で行っています。 基本的な治療は、座位で問診→伏臥位で首肩背中の治療→仰臥位で目の周りの治... -
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置鍼の意義
小宮式は置鍼術をベースにしています。特に目の周りに鍼を20本(両眼)程度、刺したままの状態で患者さんには休んで頂きます。 目の周りは刺激に敏感な部位です。太い鍼で何箇所にも深く鍼を刺していくと、刺激過多や内出血のリスクが、それだけ高くなりま...
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