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オアシスはり灸治療院
併設:眼精疲労治療室
TEL 03-5980-7511

〒114-0023

東京都北区滝野川
7-8-9日原ビル3階

眼精疲労専門治療(総論)

眼精疲労に対するアプローチ

眼精疲労においては、西洋医学、東洋医学など多方面から臨床や研究がなされています。そのような中で、私たちの鍼治療は、どのような点に着目して眼精疲労の治療を行っているのか、そこを、お伝えしたいと思います。第三章では、眼精疲労に関する「小宮モデル」について、解説します。

西洋医学は「与える・取り除く」という概念が基本です。鍼灸にも補瀉(ほしゃ)という概念がありますが、西洋医学のそれとは違います。僅か0.1ミリの鍼では、薬のように足りない物を補うことも、手術のように物理的に取り除くこともできません。

しかし、鍼治療によって様々な症状が改善するのは事実です。それは、私たち鍼灸師は、その人が持っている治癒力を引き出し、それを利用するからだと考えています。

一言で「自然治癒を促す」ことです。私たちの治療はシンプルで、本来生命が持っている「治そうとする力」を上手く引きだすことを目的としています。

一方で、東洋医学の概念である「気・血・津」「五蔵六腑」「陰陽」「経絡・経穴」などは、私たち鍼灸師にとっては基本ですが、医師や一般の医療関係者、そして多くの患者さんにとっては、決して馴染みの深いものではありません。

そして、眼精疲労の治療は、鍼治療だけでは完結できない場合があります。目や身体に病気が無いか、眼鏡やコンタクトレンズが適切か、現在使用している薬と鍼治療を併用して良いかなど、他の医療者と連携(病鍼連携)した治療を行うことが、患者さんにとって改善の早道となるはずです。

ですから、私たちのスタンスは、現代医学の知識をベースにしています。血管、神経、筋緊張、自律神経など解剖・生理学などは基より、眼科診療などの知識なども踏まえています。

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