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オアシスはり灸治療院
併設:眼精疲労治療室
TEL 03-5980-7511

〒114-0023

東京都北区滝野川
7-8-9日原ビル3階

目のトリガーポイント鍼灸とは

目のトリガーポイント鍼灸は、目を中心とした頭・顔・耳・顎・首・肩・背中の神経ネットワーク異常に対する鍼灸学的アプローチを基本としています。

そもそも鍼灸では、古来よりツボや経絡という治療概念があり、眼病に対する治療が試みられてきました。皆様もご存知の「合谷」「天柱」「風池」「清明」「攅竹」「太陽」「四白」など、目のツボは様々です。この症状には、このツボといったマニュアル的な治療があります。また、目の症状(標治)は臓腑の病(本治)と考え、手や足のツボを刺激して目の症状を取り除く、伝統的な鍼治療(伝統鍼灸・経絡治療)などがあり、当院でも行っています。

眼精疲労のツボと反応点の画像

一方で、患者さんの症状が多岐にわたる場合、様々な病院を転々とします。目が痛ければ眼科へ、頭が痛ければ脳外科へ、めまいがすれば耳鼻科へ、首肩が辛ければ整形外科へ、原因が分からず心療内科を受診することになります。

当院は、これまで、7万人に及ぶ眼病・眼精疲労の患者を治療して参りましたが、従来のツボや経絡の治療概念では、症状の改善が困難なケースも多く、そのような中で、当院独自の治療法を確立してまいりました。これまでにない、時代に先駆けた治療です。

目や身体の広範囲ネットワークに着目

例えば、スマホを集中して見る行為一つとっても、決して眼球だけが活動している訳ではありません。他の器官達が協力して、目が最適な情報処理を行えるよう、広範なネットワークを形成しています。

スマホを見る時間が増え、目がオーバーユースの状態になると、それを支える他の組織達にも大きな負荷がかかってきます。必然的に協力しなければいけない器官も増え、全体的に、より広範囲な活動状態となります。

ですから、目を酷使し続けると、首や肩はもとより、背中や腰に至るまで症状が広がります。さらに、手足の血流を減らしてまで、目の活動を維持しようとします。これは、眼精疲労から手足の冷え(自律神経の協力)が起こるメカニズムです。

目を使うときは眼球が主役となりますが、主役はその都度変わります。各組織は、役割を変えながら多種多様なネットワークを基に生命活動を維持しているということです。

教科書に載っているツボなどは、誰でもわかるように標準化(標本化)したもです。

ですから、治療ポイントは、一人一人で大きく異なりますし、その人がどのような活動を主として行っているか、また、これまで行ってきかが重要なのです。

刻一刻と変化する生きたツボ、活動状態にあるポイントを、広範囲な身体組織のネットワークを考えなが治療を行う必要があると、私たちは考えています。

それは、その患者さんを実際に触ってみなければわかりません。また、複雑で広範囲なネットワークの紐(ひも)を解き、的確なポイントを選択するにも技術と経験が必要となります。

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